シンスプリントの原因となる筋肉とは?

この記事は2分で読めます

「シンスプリントって知ってる?」

「ああ、”すね”の内側が痛くなる、あれでしょ?」

「そうそう」

「あれって筋肉が原因らしいよ」

「筋肉?どこの?」

シンスプリントって、
名前はよく聞くけど、
実際なんなの!?

っていう人も多いのではないでしょうか?

 

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。。
SMCの記事をご覧いただきありがとうございます。

今回はシンスプリントについてわかりやすく学べる動画をご紹介します。

これから述べる解説を参考に、
ビジュアル的にイメージしやすい動画も活用して、
ぜひ、シンスプリントのメカニズムを深めてください。

シンスプリントとは?

まず、ここを押さえましょう。

シンスプリントってなんなの?っていう質問に、
答えられるようになっていただければと思います。

 

シンスプリントは正確には

脛骨過労性骨膜炎
(Medial Tibial Stress Syndrome)

 

と言います。

この言葉を理解すれば大丈夫です。

 

まず脛骨(英語でTibia)は、
“すね”の骨です。

脛骨の脛は「すね」と読みます。
骨がつくと「けいこつ」と音読みになります。

 

そして、過労性(英語ではstressと表現されてます)は、
そのままですね。

「あなたの体調不良の原因はおそらく過労ですね」

の「過労」です。

 

シンプルに使いすぎ、overuse(オーバーユース)と
考えてもいいと思います。

 

つぎに、骨膜炎

これは英語名では表現されていませんが、
骨を覆う膜のことですね。

これが過労性に炎症を起こしている。

ということですね。

 

そして、それが「すね」の内側に起こるので、
英語ではMedial(内側)という言葉も入っています。

 

シンスプリントの原因筋肉・メカニズムは?

実は、まだシンスプリントの
正確なメカニズムは明らかではありません.

ただ、

  • 足関節背屈により下腿三頭筋が伸張した時
  • 距骨下関節回内位(動画でもpronationと表現されています)

この状態で、超音波で観察すると筋膜と脛骨骨膜の距離が伸びていた。
すなわち、骨膜に負荷がかかっていたとする報告もあります.
臨床スポーツ医学 2008 vol.25 臨時増刊号より)

 

そう考えると、原因となる筋肉としては、

  • 下腿三頭筋(腓腹筋とヒラメ筋)
  • 後脛骨筋

の2つを考えるべきです。

下腿三頭筋はそのままですね。
さきほどの研究結果で、
「下腿三頭筋が伸ばされると・・・」とありますが、
つまり、下腿三頭筋が硬いと、
骨膜に負担がかかりやすいと言えそうです。

 

後頸骨筋は、さきほどの研究の、
「距骨下関節回内位」というのがポイントです。

後頸骨筋が弱っていると、
この「距骨下関節回内位」になりやすいんですね。

 

ですから、まず基本中の基本として、

  • 下腿三頭筋の柔軟性を上げるストレッチ
  • 後脛骨筋の筋力を高めるトレーニング

というのがコンセプトになると考えられます。

 

それでは、シンスプリントのメカニズムが理解しやすい動画と、
下腿三頭筋の特に腓腹筋を効果的に伸ばすストレッチ動画の2つをご紹介します。

是非参考にしてください。

シェアもお気軽にしていただけたら幸いです。

 

診察ご希望の方
当サイト管理人 歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師

川崎市立井田病院
景翠会 金沢病院
さくら通り整形外科

各非常勤医師

関東の複数病院において外来診療・手術を行っている。
ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

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