小脳の働きを理解することはスポーツ上達に必須!専門医解説

この記事は2分で読めます

こんにちは、スポーツ整形外科の歌島です。
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。
理想のフォーム、動きを獲得するための最重要臓器はなんでしょうか?

タイトルの通り「小脳」なんです。

 

今回は小脳と運動、スポーツの関係を
できるだけわかりやすく明らかにしていきたいと思います。

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小脳の働きと運動の関係? シンプルな動作を例に

では、小脳の働きとはどういったものなのしょうか?

脳 メンタル

まず、前方にあるコップを腕を伸ばして取るという作業を考えてみましょう.

最初に大脳の主に連合野という部分を使って
腕を伸ばす動きのイメージが自然と作られます.

 

そのイメージを参考に、
大脳の運動野という筋肉への司令部から筋肉に信号が送られて、
腕を伸ばすという動きが行われます.

 

しかし、
コップまでの無数の軌道と、
さらに無数の関節の動く角度とタイミングと、
無数の筋肉の緊張度合いの調整を
大脳で瞬時に全て計算していたら脳はパンクします。

 

それはそうですよね、
そんなシンプルな動きですら、
手の軌道やスピード、力のいれ具合の
パターンは各筋肉毎に無数にありますからね。

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小脳の働きは先生?

そこで、小脳の働きが重要になります。
「小脳」はそれら無数の軌道や関節の動きなどの中で、
可能な限り滑らかにムダなく動ける軌道というものを、
ワンパッケージ(ひとまとまり)で記憶
しています.

そして、そこからズレが生じると大脳に、「ズレてる!」
という信号を送り、調節させます

 

いわば、
その軌道や関節の動きのワンパッケージのセットを
1つの「教科書」
と考えれば、
そこから間違った動きを修正させる指導をする
「先生」の役割
をしていると言えます.

つまり、小脳の働きは
ベストな動きを教える先生と言えます。

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小脳の働きはアップグレードされていく

そして、「小脳」先生のスゴいところは、
その指導(ズレの修正)を繰り返すことで、
教科書がどんどんアップグレード(運動学習)
されていくということです。
そして、練習によって、
いい動きが獲得されていくということになります。

 

小脳の働きを最大限に活用する

つまり、
この「小脳」先生に最大限に指導してもらうことで、

スポーツ選手は良い動きを獲得することができる
ということになります。

小脳の働きを最大限に活用する大原則

小脳の働きについて解説させていただきましたが、

これを最大限に活用し、
スポーツにおける理想的な動きを獲得していくこと。

これを目指したいですよね。

 

そのための大原則として、

  1. 理想とするフォームのイメージを鮮明に描く
  2. 今の自分のフォームを客観的に正確に把握する

この2つが必須です。

 

理想と現実のズレを修正するのが
小脳の働きと説明しましたが、

その最大化には理想と現実
その両方を正確に認識することが大前提だということは、
納得いただけると思います。

しかし、それが非常に難しいため、
しっかりとできている人はほとんどいません。

 

理想のフォームのイメージを、
今まさに、目の前で見ているように、
今まさに、自分がやっているように
感じることができますか?

 

今現在のフォームを、
ビデオで撮影してみると、

「あれ?こんな動きしてるの?」

と思うことはありませんか?

 

そんなところを根気強く改善する。

つまり、イメージを日々鮮明にする
イメージトレーニングをしながら、

自分のフォームを常に
ビデオや鏡などで確認していく。

 

愚直ながら、これが一番の近道だと考えています。

診察ご希望の方
当サイト管理人 歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師

川崎市立井田病院
景翠会 金沢病院
さくら通り整形外科

各非常勤医師

関東の複数病院において外来診療・手術を行っている。
ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

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