ホメオスタシス機能を理解する 体温を例に

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こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。。
SMCの記事をご覧いただきありがとうございます。

今日はよく言われる、
「人は結局変われないんだよ」
ということについてのお話です.

僕の嫌いな言葉の1つですが、
なぜ、多くの人にそう思わせてしまうのか。

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ホメオスタシス:現状維持メカニズム

それは、ホメオスタシスという
全ての人が持つ機能があるためです。

 

ホメオスタシスとは、
日本語では「恒常性維持機能」と呼ばれます。

その漢字の意味そのままですね。
常に変わらない状態を維持する機能です。

 

例えば体温ですね。

外の環境がどうあれ、
体温は基本的には36℃前後に保たれるわけです。

外が氷点下だから自分の体温も影響を受けて、
15℃になったり、
外が炎天下だから40℃くらいになったり…
なんてことはないですよね。
体を震わせて熱を産生したり、
汗をかいて熱を放出したりして、
体温を保ちます。

これがホメオスタシスのほんの一例です。

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ホメオスタシスは「こころ」にも機能する

では、「からだ」ではなく
こころではどうでしょうか?

 

ロングセラーとなっている
「心のブレーキの外し方」という本をはじめ、
数々のベストセラーを生んでいる
石井裕之先生が、
「現状維持メカニズム」と呼んでおられました.


つまり、
「人の潜在意識には現状維持メカニズムというのがあって、
変わらないように変わらないようにという力が働く」
というようなお話でした。

 

当時は経験的には
腑に落ちた話ではあったのですが、
「そもそも現状維持メカニズムってなんなんだ?
本当にあるのか?」
潜在意識というよくわからない話の中の、
さらによくわからない話だなということも感じてました.

 

その後、コーチングの師である、
認知科学者である苫米地英人博士の著書で、

「情報空間(「こころ」や「思考」を含む)にも
ホメオスタシスが働く」
という話があったときに、
「現状維持メカニズムって、単にホメオスタシスの一つか」
と今考えれば当たり前のことに
ハッとさせられたものです。

 

 

つまり、体温を一定にするのと同様に、
「こころ」や性格、人格、潜在的な意識においても、
一定に保とうとするホメオスタシスが働きます.

 

だから、怒りっぽい人は怒りっぽいままだし、
プレッシャーに弱い人はプレッシャーに弱いままだし、
サボリ癖のある人はいつまでもサボるし…

「人は結局変われないんだよ」

になっちゃうわけですね。

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しかし、本当にそうでしょうか?

次回はそうではない!ということを解説いたします。

ホメオスタシスの意味:人が変われない理由ではない!

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