努力できない人は病気!? スポーツ医師の解説

この記事は3分で読めます

「地道な努力こそが最大の近道と知れ!!」

「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる!!」

ジム会長 鴨川(漫画 「はじめの一歩」より)

こんにちは、歌島です。
SMCの記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は「努力」について考えてみたいと思います。

特に「努力できない」と思っている人には、
努力というものを深掘りして、
考え直してもらうきっかけになると、

それがブレイクスルーに繋がるのではと期待しています。

 

また、これは病気なんじゃないか?
発達障害なんじゃないか?

と考えている人への処方せんになることも願って書いています。

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冒頭の「はじめの一歩」の登場人物、
ジム会長の鴨川氏の発言ですが、

名言といえば名言ですが、

「そんなことわかってる。わかってるけど・・・」

っていう努力できない人も多いかなと思います。

では、この言葉の通り
努力し成長し続ける、主人公の一歩と、
その他大勢の努力できない人たちの差はどこにあるのでしょうか?

努力できない病気というのはあるのか?

まずそもそも、努力できない病気というのはあるのか?

ということで言えば、

 

あります。

 

実際、病気にはその特徴的な症状があって、

  • 倦怠感
  • 嘔気
  • 頭痛
  • 抑うつ気分

などなど、いろいろなものがありますが、

その中で

「努力できない」

という症状は見たことは…ありません。

ありませんが、

例えば、うつ病で「何にもやる気が起きない」状態には「努力できない」状態も当然含まれていますし、

発達障害で他の子はできているのに、
自分の子は努力ができないように感じることはあるかもしれません。

病気で努力できない人は諦めるしかないのか?

では、努力できない病気の人は諦めるしかないのか?

と言えば、そんなことはないと思います。

 

うつ病であれば、うつ病を治療することが努力できるようになる最善の方法ですし、

発達障害の子であれば、
後述しますが、努力できるモノ、分野がまだ見つかっていないだけのこともよくあります。

 

 

なので、ぜひ、努力ということを諦めて欲しくないんですが、
その前に今一度努力そのものについて考えてみて欲しいと思います。

努力できない人:唯一のシンプルな理由

認知科学者 苫米地英人博士は

日本に世界的なコーチングプログラムである

PX2:(http://www.bwfjapan.or.jp/px2.html)
TPIE(http://tpijapan.co.jp/)

を導入したことでも知られていますが、
常々強調されていることがあります。

それは、

24時間365日すべてwant toのこと(やりたいこと)だけやりなさい。

 

1つもhave to(やらねばならないこと)があってはいけないと。
なぜなら、have toのことをやっている時の
人間の脳機能は著しく低下し、
無意識は常に
天才的にそれを(have toなこと)
やらないような理由を見つけようとするからです。
(マラソン大会前の自分の体調不良を思い出します^^)

 

 

苫米地氏はこのロジックのもと、
21世紀に必要ない言葉として、
「努力」「根性」をあげています。

結構、好きな言葉になっている人もいるんじゃないでしょうか。

実は僕もこういう泥臭い言葉は結構好きですね。

 

苫米地博士は「努力」も「根性」も
結局 have to に過ぎない
と言います.

ですから、have toである「努力」は脳機能を低下させ、
やらない理由をこれでもかとあなたの意識に提示してきます。

 

つまり、努力できない人は

やらなきゃいけない=have to

というとらえ方をしていて、
脳機能的にパフォーマンスが落ちている

それが唯一の理由です。

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努力できない人こそ努力を再定義する

だから、「努力」はやめましょう。
というのが苫米地博士の主張です.

 

ただ、スポーツマン、アスリート、指導者にとって、
「努力はやめましょう」というのは、
少ししっくり来ない表現になっているかな とも感じています.

 

ですから、提案です。

 

努力の捉え方を変えてみましょう。

 

シンプルに言えば、

「努力」=ツラいもの という視点 から

「努力」=キツ楽しい(キツい+楽しい)もの

という視点に変えてしまいましょう。

 

イメージとしては、
プロ野球のキャンプや自主トレで
でめちゃくちゃキツいダッシュや
階段のぼりをしている野球選手なんかが、
この視点で「努力」している人達かなと思います.

 

だって、すっごく死にそうにキツい表情をしながら、
でも、笑ってますよね.

「もうやりたくない!」って言いながら、
大声で気合いだしてやってますよね。

 

ただ、注意してほしいのは、
その中にも笑えてない選手もいますよね。

プロの中にも
真の意味で努力できる人と
努力できない人がいるということですね。
このキツい練習がゴールに繋がっていると
明確にイメージしている人だけが、この 

「努力」=キツ楽しいもの という視点

で練習できているんです。

 

プロの中にも、
こんなキツい練習をしても意味がないのに、
監督、コーチにやらされていると考えている人にとっては、

「努力」=ツラいもの という視点

での練習になります。

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まとめ

今回は努力できない病気ということについて、
それは1つの症状としてありうる話だが、

病気だからと言って諦める必要はないこと。

 

そして、努力、努力と言っても、

その努力をどう捉えるかで、努力できるかできないかが決まるということを解説いたしました。

少しでも参考になりましたら幸いです。

 

診察ご希望の方
当サイト管理人 歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師

川崎市立井田病院
景翠会 金沢病院
さくら通り整形外科

各非常勤医師

関東の複数病院において外来診療・手術を行っている。
ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

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