ピッチャーの投げ方のお手本は?  コントロールの源は?

この記事は2分で読めます

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。。

ピッチャーとしての能力を高めようとした時、
非常に大切なのは、

やはり、「動き」
すなわち「投げ方」(=ピッチングフォーム)になります。

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そして、「いい投げ方」を身に付けるために、
一番手っ取り早いのは「お手本」を見つけることです。

 

そこで、日本人にとって一番のお手本として、
僕はマー君こと、田中将大投手を推したいと思います。

 

 

一般に球が速かったり、変化球のキレがいいと、
それをコントロールするのは困難になります.

そして、それがさらに長いイニングを投げても、
持続できるスタミナまで併せ持つなんて無理なんじゃないか?

そう思うのが自然です。

 

しかし、田中将大投手はそれを全て併せ持つ稀な投手です.

私の個人的な意見では日本人の理想のフォームと言えます。

 

前回、

メジャーのピッチングフォーム 田中投手のステップ!

において、ステップについて解説致しました。今回は、
田中将大投手の抜群のコントロールを支える
上半身の動きについて解説いたします。

記事を読みながら、
田中投手の投球フォームの連続写真や動画を
ご覧になっていただくとわかりやすいかと思います.
また、参考になる動画も共有いたします。

こちらが解説動画になります。
動画アップしました!

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田中将大投手の凄さの秘密:脱力した上半身


そのポイントは「力の抜けた上半身」です。

ここ数年の田中投手の大躍進のポイントがこれです.

以前から田中投手の下半身の使い方は卓越していましたが、
どうしても上半身に力が入ってしまい、
ムダなエネルギーロスがあったように感じます.

 

それが、ここ数年は、
肘から上げていくテークバックの中で、
三角筋や僧帽筋といった、
肩周辺のアウターマッスルに力が入らなくなっています。

どうしても、アウターマッスルに力が入ると、
「怒り肩」と呼ばれるような、
肩をすくめた状態になったり、
肘が高く上がりすぎたりしていまいますが、

非常に滑らかに、すっと、
肘が上がるテークバックを身につけています。

そのため、
下半身からうみだしたエネルギーを
タイミングよく肩や肘に伝達し、
効率的に利用することができています。

 

なぜ、それができるのか?といえば、

意識の中ではリリースの瞬間のみに集中すること

これが1つのコツになります。

 

実際に田中投手はそういった意識で
ムダな力が入らないようにしている
と言うコメントを聞いたことがありますが、

 

これはピッチングという動作の大原則
「下半身からの力を上半身で遮断せずに、
効率的に伝達する」
ということを考えれば理にかなった当然のことなんですね。

 

ぜひ、田中将大投手のテークバックの力の抜け具合、
タイミングなどを食い入るように見て、学んでいただけたらと思います。

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変わる快感クラブ野球

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当サイト管理人 歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師

川崎市立井田病院
景翠会 金沢病院
さくら通り整形外科

各非常勤医師

関東の複数病院において外来診療・手術を行っている。
ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

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