大人では考えにくい?成長痛の原因を見抜く目とは?

この記事は2分で読めます

田地野です。

前回は物理の小難しい話でしたが、
年齢以外の要素に身長体重があるということの説明でした。

今回は、『急激な身長成長速度の増加』についてです。

スポンサード リンク

大人では考えにくい理由はこれだ!

成長痛が、なぜ成長痛といわれるか、
その理由にもなるかと思います。

ちなみにですが、
今現在1年間に10cmとかって急激に身長が伸びたりしていますか?
これが大人では考えにくい理由です。
まあ、当然ですね。

 

成長期(9〜15才)

骨の発育に、筋の発育が遅れていいる可能性があります。
これはよく言われていることですよね。

ただ、理学療法士が
ここで終わらせてたらアウトなわけです。

常に「なぜ?」「なぜ?」と繰り返すのが癖になっています。
ではなぜ、筋の発育が遅れると痛みが出るのでしょうか?

 

これを理解することで、
繰り返される治療の定番メニューから開放される糸口になります。

キック動作を見る目:かぶせる?ひらく?

サッカーでのキック動作です。
実際にその場でやっていただけるのがいいのですが、
場所も限られていますので、
これから書くことを頭に入れ自分のフォームないし、
指導している子供達のフォームを見てみましょうか。

 

なにか成長痛のある人、ない人で違いはありましたか?

 

僕自身、理学療法士として
スポーツ選手をよーく観察する中で、
この違いを見抜く目が養われてきたと感じています。

 

例えば、ボールインパクトのタイミングで、
体が後ろに倒れかけてしまう
いわゆる開く状態の方。

体を前かがみにしてしまう
いわゆるかぶせる状態の方。

 

どちらかに限って痛みが出ているってことはないですか?

 

軸足の膝下の痛みに関係することです。
軸足に痛みを抱える選手の多くは体を開いて蹴っている選手です。

 

注目しているのは、
下腿…いわゆる”脛(すね)の傾き”を見ています。
ひらいて蹴る選手は、この傾きが後ろに…
かぶせて蹴る選手は、この傾きが前に…

こんなささいなことですが、そこを見ています。

 

蹴りやすいフォームなど、
試行錯誤のすえに行き着いたものだと思います。
ですが、筋自体の硬さがあると、
フォーム自体を自然とやりやすい方にと
気づかぬうちに変えていってしまいます。

 

つまりこの”脛の傾き”って、
何かが原因で行き着いたものである可能性が高いんですね。

スポンサード リンク

脛の傾きを左右するものって?

脛の後ろには、
腓腹筋、ヒラメ筋という筋があります。
いわゆるアキレス腱伸ばしで伸びる筋です。

では、それらの筋が硬くなったらどうなるのでしょうか?

硬ければ、
”脛の傾き”はどうなるでしょうか?
体を開いて蹴っている選手はどちらでしたっけ?

 

 

脛の傾き”と膝下の痛み・・・

何の関係があるんだと思われるかもしれません。

 

それはスネが後ろに傾くことで、
膝下の痛みを引き起こす場所には強いストレスがかかります。
なぜなら、スネが後ろに傾くことで、
大腿四頭筋と言われる筋が必要以上に頑張る必要が出てくんです。

 

それに加えての
急激な身長成長速度増加
これにより、筋は骨の成長に追い付くことができず、
相対的に短い状態(実際に縮んだわけじゃないですがそれに近い)になります。

 

 

この状態から、
脛の傾きが変わり、
その傾きのせいで余計なストレスがかかった。
簡単にまとめるとこういうことです。

 

つまり、根本的な硬さを解消したとしても
実際の動作を変えないと繰り返してしまうということですね。
固いところは柔らかくして、
弱いところは強くして、
なんてナンセンス!!
それだけでは解決しないからこの目が必要なんですよね。

スポンサード リンク

次回は、いよいよ、
自分が関わった選手の例を挙げながら、
治療の定番プランから離れて、
どう治していくかについて考えてみましょう。

大人でもあり得る成長痛への対処とは?

変わる快感サッカー

診察ご希望の方
当サイト管理人の歌島は
関東の複数の病院で診療を行っております。

どうしても多くの患者さんを拝見している中で
時間をかけて人1人と向き合う時間がないのが悩みですが、
それでも、患者さんの希望を、
理想的にはゴールをできるだけ掴んで、
お手伝いできること、提供できることを常に探しながら診療しております。

専門分野は「肩」と「スポーツ傷害」です。

プロフィールはこちらをご参照ください。
スポーツコーチングドクター歌島のプロフィール
診察のご相談はこちら
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
診察ご希望の方
当サイト管理人の歌島は関東の複数の病院で診療を行っております。

歌島のプロフィール
診察のご相談

アーカイブ