膝の成長痛の対処法 負担となる動作の重要性! 専門家解説

この記事は3分で読めます

こんにちは、理学療法士の田地野です。
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

今日は膝の成長痛を例に、
その対処法の中で、
いかに負担のかかる動作をみつけて、
対処していくかが大切ということを

できるかぎりわかりやすくお伝えいたします。

前回までは、
発生原因について、
物理の話だの、動作の話だのしてきました。

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前回までの記事です。

 

膝の成長痛の対処に悩まされたサッカー選手

以前、この膝の成長痛の記事を書いた時に出てきた
一選手の例をお話します。

この選手も対処法について悩んでいました。

診断を受けたのは10才。
自分が関わりだしたのは、その選手が20才の時。

関わる前から、膝下の痛みは繰り返されていた。
もちろんその度に定番プランを繰り返していた。

それは、膝の炎症を抑えるということ、
つまり、湿布や飲み薬・・・

そして、膝の安静・・・

 

治療の定番プラン…
まずそれはそれ!
それ自体は間違いではありません。

 

ただそれでは繰り返されるからどうにかしたいわけですよね。

ここで対処した方法はおおまかに2つ。
1)プレー中、負担になる動作を避ける
2)日常生活上、負担になる動作を避ける

日常生活??
そうなんです、特にその日常生活レベルでの
対処に気をつけていただきたいと思います。

膝の成長痛:プレー中の対処法

前回お話しした、
ボールインパクトの瞬間、
軸足の”脛の傾き”は覚えていますか?

要は体のひらかない、
キック動作の獲得を目指しました。
ただ、そこには下腿三頭筋と呼ばれる筋の柔軟性
これも非常に重要になってきます。

 

この下腿三頭筋を十分にストレッチし、
その後、負担のかからない動作を獲得していく。
この過程、順番が重要なのです。

 

いくら負担がかからない動作を獲得しようとも、
その筋の柔軟性が邪魔をすれば、
また痛みのある膝に逆戻りですからね。

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膝の成長痛:日常生活の対処こそ見落としがち

彼は寮生で、
寮の3階に居住。

 

練習以外に、
朝昼晩の食事は別棟であるため、
必ず1階まで降りてその別棟に向かいます。

外出を省いたとしても、
1日最低、食事と練習のために4往復は階段の昇り降りをします。

まあ、環境が悪いっちゃ悪いですね…

 

彼はこんなことも言ってました。
『階段上がるときに膝がガクって外れそうな感覚もあるんです』

階段昇段:体重の2.8倍
階段降段:体重の2.4倍

これらの数字は、
それぞれ膝下の筋付着部にかかる力です。

1段1段上がる度に、2.8倍…
あなたも自分の体重で計算してみてください。

僕の場合、体重が65kg
65kg×2.8=182kg
これが毎回痛みの出る部分にかかるんですよ…

日常生活の中には、
これ以外にも予想以上に負担をかける動作が隠れています。

例えば、床から立ち上がるのもそうですね。
同じ自分の体なのに動作一つで、
負担量はぶっとんだ数値になったりもします。

1回1回の負担量は少なくても、
動作の頻度が多い分、負担は蓄積していくのが想像できますよね。

だからこそ、そこまで管理していく必要があるんです。

膝の成長痛の対処としての
日常生活レベルでの負荷コントロールの重要性のお話です。

 

実際、彼には
極力負担のかからない状況ということで、
部屋を1階に移動させ、階段の使用頻度を減らしてもらいました。

後は、めんどくさくても階段を使うときは、
1段につき2歩ずつと決め、1回の負担量も減らすように改善。

 

まずは、こうした負担となる動作をみつけ、
それらに対し、適切な対処をすることで余計な負担は抑えられます。
当たり前ですが、それが実践できていなかったのも事実ですよね?

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これは膝の成長痛にかぎらず、
慢性的な痛みに対しても有効な考え方です。
必ず、その痛みには負担となる動作が隠れています
それを見つける事こそが、正しい対処への1歩なのです。

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