野球:守備が上手くなる方法の盲点!「非常識な恐怖心の克服法」

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野球少年@守備

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。.
今日も記事をご覧いただきありがとうございます。

今日は守備が上手くなる方法の中でも、
小中学生、また硬球に切り替わった高校生において
メインの課題になりやすい「恐怖心を克服する」ということです。

ここでも野球界のお家芸である、
「気合いと根性」がパフォーマンスアップの邪魔をしています。

恐怖心を気合いと根性で乗り越える・・・いやいや(笑)

僕も少年野球をやっている時には、
ヘタクソなんだから体で止めろ!」という指導者の声は、
何度となく聞いてきました。

逆に身体で止めれば、たとえアウトにできなくても、
「ナイスプレー!」と言われたりしていました。

おかしくないですか?(笑)

ボールを怖がって、その恐怖心と戦ったあげくに
逃げてしまえば、ボールを掴む事はできず、
かつ、後ろにそらしてしまう。

それを防ぐ為に、レベルの低いチームでは、
なんとか試合を成立させる為に
まず、この「身体で止める!」を教えます.

一応、この指導法に理屈を僕なりにつけてみます。

  1. ボールを後ろにそらして、エラーの影響が広がらない様にするため
  2. ボールが当っても意外と痛くない事を知らせるため

1番目はいいとして、
2番目です。

いや、痛いんですよ。それも当りどころによってはかなりね。
それもボールによっても変わるし、打球の強さでも、
予想通りか、予想以上に痛い事は充分に有り得ます.

実際に胸にボールを強打させて肋軟骨骨折なんてのは、
ざらにあります。

野球というスポーツをそうやって、
身体を傷つけることをヨシとするものにするのは僕は反対です。

そして何より、その「神風○○隊」的な精神では、
グラブさばきはうまくなりません。

なぜかわかりますか?

「身体で止めてる」内はうまくならない理由

気合いで身体でとめている内は、
恐怖心を克服したわけではありません.

言葉通り「気合いで跳ね返してる」だけです。

体中の筋肉は緊張し、
自律神経系も交感神経優位で、
脳も前頭前野の働きが低下している状態です.

この状態では新たなスキルを学ぶ、
習得するのは非常に困難と言わざるをえません。

上達にはリラックスすることで
脳のパフォーマンスに大きく影響する前頭前野を働かせる事が、
絶対条件なんです.

うまい人が恐怖心を克服できている理由

では、上手い人は、どうやって恐怖心を克服できたのでしょうか?

シンプルなんですよ。上手いからなんです。

多少のイレギュラーバウンドであれば、
捕れるか、捕れないまでもグラブに当てられるという自信が、
恐怖心を減らしているんですね。

つまり、グラブはボールをとる道具であると同時に、
身体を守る道具でもあるわけで、
そこに絶大の信頼をおければ、恐怖心もなくなりますし、
グラブさばきも結果として上手くなっているわけです。

グラブさばきが先 恐怖心克服が後

つまり、グラブさばきを先に上達させて、
その結果恐怖心を減らしていくというアプローチが必要です。

その状況を最速で才能に頼らずに作るにはどうしたらいいか?

そのための原則を考えると、その練習とは、

恐怖心の原因である、ボールがあたる状況をさけつつ、
徹底的にボールを見て、キャッチする練習です.

具体的には、
「ボールの正面には絶対に入らない」
しかし、絶対に後ろにそらさない。

つまり、頼るべきはグラブだけという状況の練習です。

これからスタートすべきと考えます.

まぁ、常識はずれですね.

でも、ここまで読んでいただければ、
その意図は理解できるはずです。

懸念としては、
「逃げ癖がつかないか?」
ってことだと思います.

それはわかりません。
絶対に「逃げ癖がつかない」という保証はありませんが、

もう1つの練習と組み合わせると、
かなり防げるし、恐怖心克服がさらに進むのでは?
と考えています.

それを次回、解説いたします。

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