サッカーが上達しない子のたった1つの特徴と改善策

この記事は3分で読めます

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。。SMCの記事をご覧いただきありがとうございます。
今回はサッカーが上達する子としない子のちがい、
それがどこにあるのか?というお話です。

スポンサード リンク

その前に「上達する」ということそのものを再考するための記事も
一度ご覧頂ければ幸いです.

野球が上達しない子供っているの?

さて、今日は「上達しない子」の特徴として、
大切なことをお伝えします.

それは

変化に鈍感であるという事です。

これをまず最初に潰してもらえれば、
僕が考える「上達しない子」からは少なくとも抜け出せるわけです。

是非、挑戦してみてください.

変化に鈍感であること

上達しない子の特徴として最も改善したいこと、できることが
「変化に鈍感であること」です。

「上達する」とは「変化する」ことです。

その変化に気付かない鈍感さは、
様々な弊害を生みます.

今回は2つお話しします.
それは、以下の2点です。

  1. ケガやパフォーマンスの低下に気付かない
  2. 小さな上達に気付かずに自信を失う

ケガやパフォーマンスの低下に気付かない

一流選手になると、自分のカラダとココロとの対話
非常にうまいです。
イチロー選手のコメントや立ち振る舞いをみていればわかりますよね.
イチロー選手は自分の小さな変化も逃さず、
常に軌道修正ができる状態をキープします.

逆にそういった小さな変化を見逃すと、
時に方向性が間違っていたり、オーバーワークになっていることに
気付くことができません。
その結果、ケガやパフォーマンスの低下の前兆に気付けず
思ったような上達が達成できないわけです。

小さな上達に気付かずに自信を失う

また、少しずつでも上達しているのに、
それに気付くことができないと、
成功体験の積み重ねという、1つのモチベーションの種を
自ら捨ててしまっているようなものです。

上達する人は上達にフォーカスできている人です。
であれば、小さな変化も見逃しません。

スポンサード リンク

上達できる子になるための「変化」への感度の上げ方

では、どうすれば、「変化」に敏感になれるのでしょうか?

今回は1つ誰でもできるけど、やらない。
もしくは、そういった観点でやってないものをご紹介します.

それは日誌をつけることです。

日誌

なんだ、そんなことかと思われるでしょうか?

しかし、やりかたによっては非常に効果的なツールが日誌です.
同時にやり方を間違えると、大きな逆効果になるのも日誌です.

ここでは間違いがちなやり方を2点お伝えします.

  1. 過去を振り返るためのツールとして使う
  2. ネガティブ情報を強めてしまう

1.過去を振り返るためのツールとして使う

間違えてしまいがちなやり方の1つ目としては、
過去を振り返る為のものだと捉えてしまうことです。

原則として「上達」に「過去」は関係ありません。
上達したいのは「未来」であり、かつ、
過去○○だったから、これだけ上達できるとか、
過去○○だったから、あまり上達できないとか、
そんな因果関係はありません。

それどころか、「過去」を振り返るツールとして、
日誌を使ってしまうと、
「過去」を基準に今から未来を考える癖が強くなり
より「上達」できない、
少なくともブレイクスルーと呼べるレベルの「上達」が
遠ざかります.

ブレイクスルーレベルの「上達」の第一歩は、
「過去」を切り離すことです.

極端な話、昨日までの日誌は破り捨ててもかまいません。

今の自分と向き合い、未来の自分と向き合い、
そのギャップをエネルギーにする為に使うのが日誌です.

2.ネガティブ情報を強めてしまう

 

  • 体調が悪い
  • 膝が痛い
  • ミスが多い
  • 怒られた・・・

これらの情報を日誌に書くことで、
脳はその情報を強めてしまいます.
そして、強まった情報は脳のシェア(占拠率)を高めます

これで、ネガティブを避けるように脳が働いてくれればいいんですが、
そう都合はよくありません。

無意識レベルでは脳は「否定語」を認識しません。

つまり、

ミスをした→ミスをしないようにしよう
膝が痛い→膝を傷めないようにしよう

というような思考回路は意識下では働いても、
無意識では、否定語を認識しないので、

再びミスをするように、
膝の痛みを強めるように働いてしまいます.

それではもちろんダメなわけですね。

しかし、変化を感じ、
ケガを防ぎ、オーバーワークを検知する為には、
ネガティブ情報も把握する必要があります.

そこで、原則としてお伝えしたいのが、

「評価」しないということです。
もうすこし具体的には今と過去には「無感情」になるということです。

どういうことかと言うと、
ポジティブ情報に「よっしゃ!」となって、
ネガティブ情報に「悔しい!」「不安だ!」などなど
の感情をくっつけることで、
脳にそれらの情報は刷り込まれます.

まぁ、ポジティブ情報はそれでもいいんですが、
それをやりだすとどうしてもネガティブ情報に対する感情も
抑え難くなります。

ですから、例えば、
ミスをした→次は○○に注意すると決める
膝が痛い→痛みを客観的に10点満点中○点と評価し、コンディショニングを徹底する

ということを無感情で行い、日誌に記録し、

かつ、その結果としてのポジティブな未来に感情を乗せます。
○○に注意した結果、こういうパフォーマンスができたという未来。
コンディショニングを徹底した結果、より練習量が増えて、
こういうパフォーマンスができたという未来に
ワクワク、嬉しい、など感情をくっつけます.

日誌などで工夫するとすれば、いろいろな方法がありますが、
そういった未来の感情を乗せることについては、
目立つ文字やデカ文字で書くなどで差別化を図りましょう。

スポンサード リンク

いかがでしたでしょうか
上達しない子の特徴として
変化に鈍感であることを指摘し、
その改善策としての「日誌」について解説いたしました.

より具体的な「日誌の付け方」についても、
今後「変わる快感クラブ」でやっていきますので、お楽しみに。

変わる快感サッカー

診察ご希望の方
当サイト管理人 歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師

川崎市立井田病院
景翠会 金沢病院
さくら通り整形外科

各非常勤医師

関東の複数病院において外来診療・手術を行っている。
ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

歌島のプロフィール
診察のご相談はこちら
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
診察ご希望の方
当サイト管理人 歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師

川崎市立井田病院
景翠会 金沢病院
さくら通り整形外科

各非常勤医師

関東の複数病院において外来診療・手術を行っている。
ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

歌島のプロフィール
診察のご相談

アーカイブ