フリーキックの名手になるコツ 「イメージフィードバック法」

この記事は4分で読めます

アンドレア・ピルロ選手

「インサイドで蹴ることもあるし、特殊な形でボールが落ちるように蹴るときもある。その瞬間によるんだ。自分がどう感じるかだね。壁やゴールの距離に注意する。ほかに秘密はないよ。足の動きかな。自然なもので、子供の頃からのものだ。時間をかけて完璧にするだけだった」

ピルロ、FKの蹴り方の秘訣を語る
http://news.livedoor.com/article/detail/8692182/
livedoor news 2014/4/1 記事より

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フリーキックの名手と言えば、
必ず名前が挙がる、イタリア代表・
ユベントスの不動の司令塔です。

このコメントはピルロ選手が至った境地を表しています。

  • 状況を把握し(壁やゴールまでの距離)
  • あとは自分の感覚に任せる

これは、かの有名なブルース・リーの名言

「Don’t think, feel!(考えるな、感じろ!)」

この境地と相通ずるものがありますね。

ここまで達すればフリーキックの世界的な名手の仲間入りですが、
そこに至るまでの過程こそが、僕らが知りたいところですよね。
こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。。
SMCの記事をご覧いただきありがとうございます。

ピルロ選手は、フリーキックの名手になるためのプロセスは、
子供の頃から時間をかけて完璧にしてきたとしか、
教えてくれてません。

しかし、なんとかその境地に至るまでのプロセスを
考察してみたいと思います。

前段階として必要な「Think & Think」

いきなり「感じる」がままに
正確かつ威力のあるフリーキックが蹴れれば
苦労はありません。

どんな選手でも、
最初から「感じる」がままで蹴れたわけではないはずです。

おそらく、ピルロ選手であっても。

であれば、

「Don’t think, feel!」

に逆らって、

考えまくるしかないと思います。

まさに、

「Think & Think!」

です。

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なにを考えまくればいいのか?

では、何を考えまくればいいのでしょうか?

例えば・・・
「ボールから何度の角度で何歩後ろから、
踏み込み足をこの角度で踏み込み、ボールのこの位置を、
この厚さでインパクトし・・・」
みたいなことを毎回毎回考える・・・

ということではないと思います。

これはなぜかというと、
情報量が多すぎるんですね。

物理情報というのは、
先ほど述べた例でもほんの一部で

・その時のグラウンドコンディションは?(湿度は?芝の長さは?・・・)
・ボールの空気圧は?
・踏み込んだ際の大腿四頭筋の筋収縮のタイミングと強さは?
・では、ハムストリングスは?
・では、下腿三頭筋は?
・では、大殿筋は?

この何百倍、何千倍もの情報量があります。

これを考えまくったら、おそらく一生かかっても答えは出ないと思います。

ですから、「考えまくる」のはそういった
物理的な情報ではなくて、

「イメージ」なんですね。

「イメージ」を使うことで一気にシンプルになります。

こむずかしい表現で言えば、
抽象度が上がりますから、情報がどんどん削ぎ落とされるんです。
削ぎ落とされるけど、潜在的には含まれている状態です。

つまり、
「ある一つのイメージ」
で、何十とある筋肉の収縮の強さやタイミング、
関節や足の方向、ボールの触れる位置、厚さ

そういったものを全部含めちゃうことができるわけです。

ですから、

「イメージを考え、フィードバックして磨いていく!」

この意識を是非持っていただければと思います。

実践!「イメージフィードバック法」

フリーキック
ちょっと抽象的な話が続きましたので、
一気に具体的な練習の時の意識のやり方について
解説したいと思います。

 

「イメージフィードバック法」の手順

 

  1. 理想のボールの弾道をイメージする
  2. ボールのインパクトから直後くらいまででイメージを作る
  3. 実際に最低2方向からビデオを撮る
  4. 理想の弾道とのギャップを解決する策を練る(物理レベル)
  5. その解決策をイメージに落としこむ

この繰り返しです。

 

それぞれを解説していきます。

1.理想のボールの弾道をイメージする

これはそのまんまですね。
ボールの軌道と速度をイメージします。

2.ボールのインパクトから直後くらいまででイメージを作る

ここがまずポイントです。

ボールを蹴るときに、
どういうイメージがいいかということなんですが、

例えば、ゴールまでのボールの軌道をイメージするとか、
ゴールそのものをイメージするとか言うのはNGです。
少なくとも名手になるまでは。

なぜか・・・

ボーリングで考えるとわかりやすいと思うのですが、

ボーリング

ボーリングってどこを狙いますか?

真ん中のピンを狙って投げますか?

ご存知の人も多いと思いますが、
うまい人は手前の「スパット」と呼ばれる三角形を狙います。

これと同じ原理なんですね。

解説を加えます。

イメージというのは「臨場感」
言い換えると「リアル度」が大切です。

リアル度が低いイメージは、
ただの夢物語です。

現実にはなりません。

しかし、そのイメージをどんどんリアルにしていくと、
いよいよ現実になります。

しかし、ボーリングを投げるときの「ピン」
フリーキックを蹴るときの「ゴール」

これらは遠すぎるんですね。

どうやったって、イメージがぼやけるんです。

それに、そもそも、ボーリングを投げるときも、
やや下を向いていますし、

フリーキックを蹴るときもボールを見てますよね。

ですから、先に先にイメージを持って行くよりも、
フリーキックであればインパクトの瞬間からその直後くらい
イメージを作ります。

例えば、
インパクトそのもののイメージです。

「右足のインサイドのこの位置からこの角度で入っていって、
このくらいの角度でこすり上げる」

これをイメージですから、
いちいち何度で、何センチで、どのくらいの速度で、
という数値的なものはまったく必要ありません。

しかし、それに匹敵するくらいの
精密かつ鮮明なイメージを心がけましょう。

また、人によっては、
「壁の頭を狙う」
というのが有効なことも多いようですね。

しかし、これは「蹴るフォーム」や「感覚」が
ある程度完成された、名手の1歩か2歩手前くらいの選手
有効だと考えます。

その前段階では、
よりインパクトに近いところのイメージに集中するのが、
より効果的だと思います。

それは、先程からのべている、
イメージのリアル度が大事だからですね。

3~5.フィードバックを得て、イメージを磨いていく

そして、そのイメージでいいキックができれば、
その精度をより上げていくわけですが、
もちろん、そんな簡単には行きません。

そのためのフィードバックをもらって、
イメージを修正、磨いていく作業が、
3,4,5番目になるわけです。

これは、まさに
ピルロ選手が「子供の頃から時間をかけて完璧にしてきた」
というプロセスを万人に体験してもらえる方法だと思います。

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ここまでお読みいただいて、
お気づきだと思いますが、

この「イメージフィードバック法」は、
フリーキックの習得だけには限りません。
非常に効果的なパフォーマンスアップの技術の1つです。

少しでも参考にしていただければと思います。
シェアもお気軽にお願いします!

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