軽い肉離れのうちからクセにしない キーワードは『気付き』

この記事は4分で読めます

A「なんかまた張るんだよな」

B「この前、復帰したばかりだろ」

A「そうなんだけどね、どうしよう」

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今悩んでいることや
問題になっていることは、
過去からの結果であることに気づいていますか?

 

 

田地野です。

 

「クセになったのかな?」

 

復帰して早々に戦線離脱・・・は避けたいですね。

 

軽症例のうちから、
予防することができればいいですが、
実際はどうでしょうか?

 

再発予防のために何を気をつけていますか?

 

今回は、その『何に気をつけたら良いのか?』
そんな疑問を解決すべく、
すぐに実践できる方法を解説していきます。

自分の体のことを知っていますか?

一流のアスリートの中には、

”自分の体と対話をする”ということを口にします。

 

「体と対話?」

 

あまりイメージがわかないですね。

簡単には、自分の体の状態を把握することです。

 

今日は調子がいいのか?

今日はうまくやれそうか?

 

体はその疑問に対して重要な手がかりを知らせています。

それを知ろうとすることが、対話なのです。

 

再発予防のためには、
この対話を取り入れることが、
重要なポイントとなってきます。

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スポーツ現場での限界!?

 しかし、今現在のスポーツ現場において、
「対話」ができる選手は多くありません。

 

なぜなら、それを教えてくれる人は
ほとんどいないからです。

 

そんな中でも限られた環境の中には、
医療スタッフが常駐していることもあります。

 

しかし、これはあくまで限られた環境ですね。

 

こちらの記事を参照してください。
軽い肉離れ?その痛み、クセになる理由があったんです。

 

クセになる理由と、
肉離れとなってからどうすれば良いのかを解説しています。

 

実際に、医療スタッフが常駐している環境では、
現場で判断し兼ねる場合にどうすれば良いのかを
しっかりと対処されているのではないでしょうか。

 

いわゆる根性論や、経験論だけのでの
安易な復帰基準ではないってことですね。

 

 

例えば、
痛みがないから、張りがないから
すぐに復帰していいのか・・・

 

現場での判断はいかがでしょうか?

 

きっと、Goサインがでるのでは?

 

寂しいことに現場での判断はこの程度です。

これが安易な判断基準という理由になりますね。

 

常駐している医療スタッフがいないからしょうがない。
だからといって、その判断ができないのでしょうか?

 

それは違いますね。

 

ただ単に、表立った症状がないから復帰・・・

と、考えをそこで止めているだけではないでしょうか?

 

では、具体的にどのようにしたら

軽症例のうちに再発予防ができるのかを解説していきます。

運動とケア意識への対処

ということで、冒頭でも述べたとおり、
まずは、それぞれの選手が自分の体を知ってください。

それが対話と言われるものです。

 

『セルフチェック』

 

という言葉をご存知でしょうか。

 

自分で確認するという意味ですが、

ここでは自分で”カラダ”と”ココロ”の状態を

把握するということを指しています。

 

実際に意識して自分を知ろうとしていますか?

 

意外とこの辺は軽視されがちです。
なぜなら、目的・必要性が曖昧であるからです。

 

 

例えば怪我をしたばかりだとします。
初めは、再発しないようにとリハビリも頑張ります。

ただ、どうでしょうか?

しばらくすると、初めの頃と取り組む姿勢は変わりますね。

いつしか意識をせずにいて、忘れていた頃に再発・・・
このようなことはありませんか?

 

これは段々と目的や必要性が曖昧になった結果です。
”喉元通れば熱さ忘れる”と同じですね。

 

怪我をしたばかりの頃は、
必要性を嫌でも意識します。

また同じ思いなんてしたくないですからね。

 

怪我して試合に出れなくなった・・・

怪我して痛くなった・・・

もうこんなのは嫌だ・・・

 

と、このように浮かぶので初めは真面目なんです。

 

 

なので、まずは運動やケアに対して、
目的や必要性を十分に理解するところから始めます。

 

ただ、時間が経てば先ほどの例と同じです。

結局は目的・必要性が曖昧になって、やらなくなるのです。

 

 

自分の体にとって、

なぜ、この運動が必要なのか。

なぜ、このケアが必要なのか。

そこを理解することから始めましょう。

 

 

例えば、肉離れの再発予防として、
遠心性収縮を利用して筋トレを行うことを推奨しています。

遠心性収縮とは、
引き伸ばされながら筋肉が反発するように力むことです。

この方法を用いることは、
肉離れの発生機序にあるストレスに耐えるためです。

 

耐えうるだけの力がないと結果として再発に繋がります。

 

ここまでを説明した上で、
選手には必要なことなんだと理解することから始めます。

 

 

さらに、目的や必要性を曖昧にしないために
改善してきた効果を実感する機会を作りましょう。

 

これは、直接選手達が実感できなければ意味がありません。

 

そうした”気付き”を与えることが重要となってきます。

 

具体的には数字で表せるテストがいいと思います。
簡便ですし、何より目で見て実感できます。

 

簡単な例として筋トレ。
1ヶ月前は20kg持つのが限界だった。
しかし、今日は25kg持つことが出来るようになった。
数字として確認出来る重さをみています。

 

前と違ってこうだった、
今はここまで出来るようになった。

と、あえて選手自身に気づかせてください。

 

なぜ、改善してきた成果を見せる必要があるのか。

それは、今やっていることが効果がない・・・
そのように感じると、練習を続けようとは思いませんね。

 

しかし、このように成果を実感させと、

この練習をやっていたからとか

この練習のおかげかと

考える方向に向かいませんか?

 

普段から効果的な練習をやられていると思います。

しかし、こうした目に見える結果ということは、
あまり意識されていないのでしょうか?

それをあえて提示していくことで、
選手自身もその練習に対しての継続意識が保たれるのです。

 

 

もう一つ重要な”気付き”として、

普段から自分自身への違和感を知ってください。

 

それは先ほどの対話のことと同じです。

日々行っているストレッチでも構いません、

走っている時の感覚でも構いません、

昨日と比べてなにか変わりはないですか?

 

良いも悪いも、些細な変化に”気づき”を得てください。

 

意識をして対話をすることで、

この『気付き』を得ることができ、

トレーニングへのモチベーションの維持や

コンディション調整への配慮に繋がります。

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サポートしている選手の中には、
あるストレッチで自分のコンディションを把握している選手もいます。

 

自分の中で、調子がいい時はこう。

逆に調子が悪い時はこう。

と言ったように把握する基準があるようです。

 

ただ、その基準も普段から意識しないことにはわかりませんからね。

 

まずは、アキレス腱のストレッチでも構いません。
なにか一つを毎日意識して行ってみてください。

そしてその前後ではどうなのか?
調子がいい時・悪い時はどうなのか?

 

是非、試して実感してみてください。

変わる快感サッカー

診察ご希望の方
当サイト管理人 歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師

川崎市立井田病院
景翠会 金沢病院
さくら通り整形外科

各非常勤医師

関東の複数病院において外来診療・手術を行っている。
ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

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