運動誘発性喘息の予防策 スポーツドクターオススメのトップ3

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サッカー選手
ぜぇ・・・ぜぇ・・・
だめだ、やっぱり俺は体力無い。
くるしい。。。

サッカーコーチ
おい、大丈夫か?

サッカー選手
はい、すみません。ちょっと息苦しくて・・・

サッカーコーチ
そうなのか。よくこうなるのか?
それなら運動誘発性喘息かもしれないぞ。
一度、病院へ行こう!

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こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。。
SMCの記事をご覧いただきありがとうございます。

運動誘発性喘息(うんどうゆうはつせいぜんそく)
という言葉を
聞いたことありますでしょうか?

実は僕自身が、子どもの頃から悩まされていて、
おかげで圧倒的にスタミナのない男になってしまいました。

そんな僕が医師となって、
ああ、こうするべきだったのか!
というのをお伝えしたいと思います。

運動誘発性喘息とは?

その前に喘息(ぜんそく)とは何か?

喘息はよくききますよね。

これはご存じの方が多いと思いますが、
簡単に解説しておきますね。

多くはアレルギー性

アレルギー性というのは、
何かの刺激に過敏になっちゃって、
すぐにビックリして、
大騒ぎしちゃうような状況です。

何かの刺激が、
運動の場合に運動誘発性喘息
になるわけですね。

発作性

常に症状があるわけではなくて、
何かの刺激や体調の変化で、
発作が起こります。

その発作の中心は
息苦しさ
です。

ゼェゼェとか
ヒューヒューとか、
特徴的な呼吸の音があります。

重症の発作は命に関わる

重症な発作になると、
息苦しさは、
本格的な呼吸困難という状態になり、
酸素が取り込めずに、
二酸化炭素がたまり、

本当に命に関わります。

ですから、日々の発作の予防と、
発作時の対処が重要であり、
その中心は薬になりますから、
主治医とよく相談する必要があります。

では運動誘発性喘息は?

これはまさにそのまんまですが、
運動という刺激によって、
喘息発作が起こってしまう状態です。

運動が気道を刺激する

この運動による刺激とは何か?
ということですが、

単純に運動によって、
息が上がりますよね。

そうすると、
鼻や口から多くの空気が肺に取り込まれます。

その通り道をおおざっぱに
気道と言います。

その気道を、
通常とは違う大量の空気が通過するので、

気道としてもビックリしちゃうわけですね。

そうすると、もう来るな!って感じで、
気道が狭くなって、

ゼェゼェ
ヒューヒューと苦しくなっちゃうんです。

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運動誘発性喘息の予防法 トップ3

だいぶシンプルにお伝えしましたが、
運動誘発性喘息のメカニズムを理解いただいた上で、

予防法のオススメ トップ3をお伝えしましょう。

ただ、一番大切なことは、
しっかりと主治医と方針をしっかりと
相談することですので、
そこは欠かさないでくださいね。

3位 喘息日誌をつける

どんなに予防策を徹底しても、
体調が悪いときや発作が起きやすい環境下では
発作は防ぎようがありません。

それには自分で、
危ない日や危ない状態を把握する以外にありません。

その自分の状態や周囲の環境を感知する
センサー能力を高めるのが、
この喘息日誌です。

 

専門的にはこういう
ピークフローメーターというもので、
自分の呼吸状態を把握することが
一番正確に把握できます。

これで、
「ああ、今日は調子悪いな」とか、

「こういう日は調子が悪くなるんだな」とか、

そういったことがわかってきます。

2位 スポーツマスクを着用

運動によって、空気が気道を刺激することが
原因と言いましたが、

もう少し詳しく言うと、

冷たい乾燥した空気

これが一番悪いんですね。

 

ですから、冬場は要注意です。

 

その場合、スポーツ用のマスクなどを使用することで、

空気吸い込みのところで、
湿度と温度を保持することができます。

普通のマスクでもいいと思いますが、
やはり長く着用するには厳しいかもしれませんね。

1位 激しめのウォームアップを行う

これはちょっとした荒療法と言えるかもしれません。

一度、運動誘発性喘息の発作が起こると、
そのあと2時間くらいは、
発作が起こりにくいと言われています。

これを専門的には
「不応期」

と呼んでいますが、

意図的にこの不応期の状態を作る
というのが予防法です。

これは、ちょっとした軽めのウォームアップでは
発作を誘発できませんし、
逆に激しすぎれば、
その後運動できなくなるくらいの
強い発作が起こってしまいます。

ですから、さきほどの喘息日誌などで、
自分の状態に対するセンサーを高め、
試行錯誤をして、
自分なりのウォームアップを確立する必要があり、
やや上級者向けの方法です。

ですから、まずは3位と2位の予防策から、
試してみていただくことをオススメします。

 

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