脊髄反射とはなんぞや? 膝蓋腱反射などを例に

この記事は3分で読めます

脊髄反射という言葉は
いろいろな場面で聞きます。

何も考えずに、
思考停止状態で
何かをしてしまうことを
揶揄して使うことが多いかと思います。

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ただ、もちろん、そもそもは
医学用語です。

どういった現象を指すのか、
動画とそのテキストをお届けいたします。

脊髄とは?

脊髄=中継地点だが中枢神経系に含まれる

脊髄というのは脊椎という背骨の中に
守られて入っている太い神経の集まりのことです。

脳のように直接的な指令を出さずに、
脳と末梢神経の間の
中継地点という役割が主になります。
ただ、脳と直接つながっていますし、
末梢神経がたくさん
集まっているような場所ですから
非常に大切な場所です。
そういう意味で、
脳とひとまとめに
中枢神経系
という分類の中に入ります。

そして、非常にデリケートでかつ、
傷めてしまう(脊髄損傷!)と、
重大な障害を残してしまいますから、

大切に大切に背骨、
つまり脊椎に守られているわけです。

背骨という一つ一つの骨が
積み重なって背骨を構成しているわけですが、
その一つ一つの背骨には、
特殊な円状の空間があります。

これが積み重なることで
筒状の空間ができあがり、
これを脊柱管と呼んでいます。

この脊柱管の中に脊髄が入っている、
守られているというわけですね。

そして、この脊髄から神経根という
太い神経の枝が出て、
末梢神経と繋がるという構造をしています。

脊髄=反射の中枢

また、もう一つの脊髄の
特殊かつ大切な役割として、

反射の中枢

であるということが挙げられます。

これはまた後述しますが、
脳(=会議室)の判断を介さない
緊急判断だと捉えてください。

神経根


神経の根と書いて神経根ですが、
脊髄から出る最初の枝と
考えてください。

なの?なの?って
混乱させてしまいますが、

末梢神経にとっては根っこなんですよね。
ここから始まりますから。

でも、脊髄から見れば枝ですね。

そういった意味では
ご想像がつくと思いますが、
かなり太い神経です。

椎間板ヘルニアで神経根を押してしまうと?

例えば腰のヘルニア、
つまり椎間板ヘルニアがあった場合、
その飛び出した椎間板が神経根を圧迫して、
脚がしびれたり、痛くなったりします。

この神経根というのは、
また、さらに手や足に向かって、
末梢神経にどんどん枝分かれしていきます。

そして、一つ一つの神経根が支配する領域
それは、皮膚の感覚であったり、
動かす筋肉であったりするわけですが、
そういう支配する領域が決まっています。

ですから、どの部位に痛みやしびれ、
もしくは筋力の低下が出現するかで、
どこの神経根がやられているかというのも
推測できるわけですね。

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脊髄反射

さて、いよいよ脊髄反射のお話ですが、

脊髄のところで、
反射の中枢という役割があると説明しました。

ここでいう反射とは、
脳の判断、指令を介さずに、
勝手に筋肉が動いてしまうという状況を指します。

一般的に運動は脳を介して
筋肉を収縮させて、動くわけですが、

脊髄反射は脳からの信号ではないというのが
ポイントです。

先ほども述べたとおり、
簡単に言うと現場の緊急判断
なんですね。

会議室と現場という考え方を、
運動神経の悪さの原因を考察した
ブログ記事でご紹介しました。
運動神経が悪い原因は脳と固有受容器にあり!

つまり、あの有名な「踊る大捜査線」
を思い出していただいて、

脳=会議室
筋肉や関節=現場

とたとえたわけです。

そして、現場が緊急事態だった場合、
会議室の判断を待たずに対処する必要があります。

それがまさに

反射になるわけです。

 

例えば、反射の代表である
膝蓋腱反射
というのをご存じの方もいらっしゃると思います。

膝蓋腱という膝のお皿の下の腱(スジ)をたたくと
ビーンと膝が伸びる、あれです。

膝蓋腱からするとたたかれることで
一瞬でその幅は小さいけれども
急速に伸ばされるわけです。

それは、筋肉を使って
曲げ伸ばしするレベルではないスピードなわけですから、
緊急事態なんですね。
そうすると、

急激に伸ばされた!!

現場のセンサーが
脊髄に情報を伝えます。
そうすると、
このままでは危ない!筋肉が切れてしまったり、
関節がやられてしまうかもしれない!と判断し、

現場を守ろうとして、
脊髄の判断で、筋肉を収縮させてしまうんですね。

この一連の流れで、
脳が判断を下す暇はありません。

そして、この脊髄反射が
過剰に出てしまったり、
逆に全然出ない(=消失)は病的なサインです。

それは末梢神経がやられてるのかもしれませんし、
脊髄もしくは脳がやられてるのかもしれません。

そういった意味でも非常に重要なのが、
脊髄反射という現象です。

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お読みいただきありがとうございました!

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