関節包とは? スポーツドクターによる専門用語ぶった斬り!

この記事は3分で読めます

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。
本日も記事をごらんいただきありがとうございます。

今回は医学的な用語の中でも

解剖学という分野に関する用語ということで、
以下の3つの用語、

  • 関節とは?
  • 関節包とは?
  • 関節唇とは?

ということについて解説いたしました。

気になる動画があればご覧ください。

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関節とはなんぞや?

シンプルに言うと
骨と骨の繋ぎ目
のことをいいます。

例えば肘関節とは?

肘関節を例に挙げましょう。
上腕骨と前腕骨(橈骨・尺骨)
という骨で構成されています。
これらの骨の繋ぎ目を関節をいいます。

関節の役割とは?

この繋ぎ目(関節)で身体は動きます。
逆に考えると
関節がないところでは
動きはないということです。

皆さんもお分かりかと思いますが、
骨の真ん中では曲がりませんよね。
曲がっているとすれば
骨折をしているかもしれませんね。

重要なのは
あらゆる方向へ、スムーズに動くということ。
ですが、いくら動くからといって
脱臼してはいけません。

構成要素

軟骨:スムーズに動くため
靭帯:脱臼しない様にする
滑膜:関節への栄養・傷んだ時に治す物質を届ける
筋肉:関節の中にも入り込んでいるものもある
関節唇:肩や股関節。関節を深くし安定させている

 

関節包とは?

名前そのままですが関節包とは
関節を包む膜のことをいいます。

関節包は
基本的には、非常に柔らかい組織です。

四十肩・五十肩という言葉を聞いたことがありますか。
これは、関節包が
硬くなった場合のこといいます。

関節包の構造

関節の中

関節液があります。
無菌状態です。
ですが、血の巡りである血流はくありません
デリケートな部分なので、守られています。

 

関節の外

主に脂肪・筋肉があります。
このため、血流が良いです。

中と外では
大分、環境に違いがあるようです。

このように関節の中と外を隔てるのが
関節包です。

つまり、関節包とは、
関節の内側と外側の境界であるとも言えます。

 

関節包が硬くなると四十肩になる

この関節包は実際に
私たちの生活ではどのような関わりがあるのでしょうか?

 

例えば
四十肩・五十肩
よく聞きますね。

これ以上肩が上がりません
よく患者さんから聞かれる訴えです。

これは、ズバリ
関節包が硬くなっているのです

関節包が硬くなると、
関節そのものの動きが悪くなるのです。
よって、肩が上がらなくなる
という症状がでてくるのです。

まとめ
関節包が固くなる=動きが悪くなる。
可動域が狭くなる。

四十肩・五十肩でお悩みの方はこちらの記事を参考までにご覧ください。

四十肩・五十肩 インピンジメント症候群とは

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関節唇とは?

関節に唇と聞いて、
皆さんはどのようなイメージをされますか。

関節唇を持つ関節は?

肩関節股関節にあります。

肩や股関節は

球関節臼関節
に分類されます。
要するに、ボールの様な形の関節です。

これらの関節の特徴は?

幅広く動けます

スポーツ選手では
野球選手や水泳選手は肩関節が柔らかい人が多いですよね。
体操選手や相撲取りの方は股関節が柔らかいですよね。

スポーツ選手以外の方でも
他の関節(手関節・肘関節・足関節・膝関節)に比べ
肩や股関節は柔らかい関節なのです。

このような
関節に関節唇はあります。

関節唇の構造

受皿球状の関節です。

例えば
肩関節は
受け皿がすごく平べったいです。
なので、すぐに外れそうですよね。

野球で投球動作をしようと
肩を上げたらポン!
高いところにあるものを取ろうとしたらポン!
このように頻繁に脱臼するようでは困りますよね。

 

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関節唇の役割

ここで関節唇の出番です。
受け皿が浅いので
深さを出すことで
脱臼が防げているのです。

この深さを出すために
関節窩という骨の周りに軟骨で縁取りをしています。
これで凹凸が出るわけです。

つまり
脱臼しにくくなり安定するのです。

これが、関節唇の役割なのです。

 

お読みいただきありがとうございました!

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