8時間ダイエットが成功するアスリートとそうでないアスリートの違い

この記事は3分で読めます

本日も記事をお読みいただきありがとうございます。
歌島です。

スポンサード リンク

「8時間ダイエット」

このダイエットについてご紹介した記事はご覧いただけましたでしょうか。

8時間ダイエットの効果を台無しにする2つの方法

8時間ダイエットの方法についておさらい

カンタンにおさらいすると

8時間ダイエットというのは、
1日の中で8時間の中だけで食事をし、
それ以外の16時間はまったく食事をしないダイエット法です。
当然、飲水は問題ありません(カロリーなしに限る)

うたい文句として、
「8時間の間は食べたいものをどれだけ食べてもいい」
という事が言われているため、
夢のようなダイエットと思われがちですが、
それが逆に落とし穴であるということもご説明いたしました。

ちなみに、参考文献としては
2013年にアメリカで米国の人気健康雑誌「メンズヘルス」元編集長の
デイビット・ジンチェンコ氏が出版した『8時間ダイエット』

その日本語版がこちら

その中で、8時間ダイエットはこう表現されています。

「8時間ダイエットとは、ためこんだ脂肪を、
本来必要なエネルギーに変えるために、
最後の食事から断食を終えるまでの期間を延長する方法だと言える」

つまり、8時間ダイエットとは、
16時間断食ダイエットとも言えるわけです。

アスリートが8時間ダイエットを成功させるには?

この「8時間ダイエット」の中で、
筋力を維持、高めていきたいアスリートにも
有用であるというようなことが書かれています。

果たして、本当でしょうか?

スポンサード リンク

8時間ダイエットでは筋肉は減るのでは?

まず原則として、
身体の代謝シグナルは2つの経路に分かれます。

それは同化 or 異化
です。

同化とはgoogleで検索してみると、

《名・ス自他》同様のものになること。自分と一体のものにすること。

外から得た知識などを完全に自分のものにすること。
他を感化して、自分と同じようにすること。
生物が外から物質を取り入れて、自分のからだを構成する成分と同じものに変えること。

という定義が出てきます。

その中の最後のやつですね。
生物が外から物質を取り入れて、
自分のからだを構成する成分と同じものに変えること。

つまり、食べ物を筋肉にしたり、脂肪にしたりすることを同化といいます。
まぁ、体重が増える方向のシグナルですね。

それに対して、

異化はwikipediaによると、

異化(いか、Catabolism)とは、分子を小さな構成部分に分解してエネルギーを取り出す代謝過程である。 異化作用では、多糖や脂質、核酸、タンパク質等の大きな分子が、それぞれ単糖、脂肪酸、ヌクレオチド、アミノ酸等の小さな部分に分解される。 多糖、タンパク質、核酸はそれぞれのモノマーの長鎖であり、ポリマーと呼ばれる。

異化 (生物学) – Wikipedia

ちょっとわかりにくいですが、
要は分解してエネルギーに変えるということです。

つまり、筋肉や脂肪をエネルギーに変えるということで、
体重が減る方向のシグナルということになります。

そして、大雑把に言えば、
食べれば同化シグナルに傾き、
絶食すれば異化シグナルに傾く。

ものすごく当然のことです。

そう考えると、絶食時間が長い8時間ダイエットは、
ダイエット効果が高いのはうなずけますが、
アスリートにとっては、筋肉も減ってしまうのでは?

ということが危惧されますね。

8時間ダイエットがアスリートにも有用な理由

8時間ダイエットの本でいくつか根拠が述べられています。

ラマダンという時期にイスラム教徒は
日の出から日没までのあいだ飲水をしないというものがありますが、
そのラマダン中のスポーツ選手を調べた研究で、
摂取エネルギーと主要栄養素の摂取量、トレーニング量などが変わらなければ、
ラマダン中でも特に変化がなかったということ。

また、「Obesity Reviews」という雑誌による調査で、
10数時間の断食は、体重と脂肪減少に効果があるが、
筋肉は減らないという結果を紹介しています。

 

これらを参考文献としてしっかり記載してくれていないので、
原著に当たれてはいませんが、

これらから推測するに、

摂取カロリーや栄養素そのものさえ、しっかり摂取できていれば、
16時間断食をしても筋量の低下は来さない。
ということを示す研究結果があるということですね。

スポーツ選手の8時間ダイエットの方法

これらの情報から、
スポーツ選手はどのように8時間ダイエットをするべきか?

ということを考察してみたいと思いますが、

それは、シンプルな1点に絞られます。

急激な体重減少を目指さない

先ほども述べたとおり、
8時間ダイエットで筋量が減らないという前提として、

摂取カロリーや栄養素そのものさえ、しっかり摂取できていれば

というものがあるというのは想像に難くありません。

そのため、しっかり食べる必要があります。
ということは、8時間ダイエットが効果的であるとはいえ、
体重減少のスピードはゆっくりになります。

それでいいということです。

それを、スピードを上げるために、
通常の8時間ダイエットのように、
自然と、食べる時間が少ないために、
カロリー摂取量も減ってしまうということであれば、
筋量の低下は避けられないかもしれません。

スポンサード リンク

8時間ダイエットが成功するアスリートとそうでないアスリートの違い

それは、
8時間ダイエットの特性を理解し、
そして、自身のウエイトコントロールの目的を明確にした上で、
実践できているかどうかということになります。

例えば、

筋量を大幅に増やしつつ、体脂肪を減らしたいというケースにおいて、
8時間ダイエットは適しません。
まずは筋量を増やすということを、体重を増やしながらやっていき、
その後、絞っていくという作業が必要になります。

そうではなく、筋量をできるだけ維持しながら、
体重を落としたいということであれば、
8時間ダイエットは有用である可能性があります。

しかし、その際でも、体重はゆっくり落としていくということが大切ではないかと思います。

診察ご希望の方
当サイト管理人の歌島は
関東の複数の病院で診療を行っております。

どうしても多くの患者さんを拝見している中で
時間をかけて人1人と向き合う時間がないのが悩みですが、
それでも、患者さんの希望を、
理想的にはゴールをできるだけ掴んで、
お手伝いできること、提供できることを常に探しながら診療しております。

専門分野は「肩」と「スポーツ傷害」です。

プロフィールはこちらをご参照ください。
スポーツコーチングドクター歌島のプロフィール
診察のご相談はこちら
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
診察ご希望の方
当サイト管理人の歌島は関東の複数の病院で診療を行っております。

歌島のプロフィール
診察のご相談

アーカイブ