ポキポキ関節を鳴らしてスッキリした気になってはいけない理由

この記事は2分で読めます

こんにちは、歌島です。
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

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以前、関節のポキポキ音の謎について、
一般にどのように考えられているかについて
お話しいたしました。

こちらですね。
ポキポキと関節の音が鳴る原因は?スポーツドクターが解説

関節のポキポキ鳴る現象に関する最新研究

さらに昨年2015年に
そのポキポキ音の正体に迫る研究結果が示されました。

Real-Time Visualization of Joint Cavitation

興味深いのでニュースにもなっていましたし、
ご存じの方もいらっしゃるでしょう。
この研究は、MRIにて関節の音がポキッと鳴る前後を
しっかりと画像的に捉えたことに意味があります。

そして、結論としては、やはり、
関節内の圧力が関係しているということになりそうです。

 

関節を引っ張ることによって、
一時、関節内のスペースが広がり、気泡ができる。
そして、圧力が下がった瞬間、そこに滑液が
(関節の潤滑油のようなもの)
流れ込んで音を生じ、気泡が消える。

というメカニズムと考えられます。

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ポキポキ音のあと、関節がスッキリする人は要注意

そこで1つ考えていただきたいのが、

ポキポキ音のあとに
関節がスッキリするってことがありますよね。

それゆえ、癖になっちゃう人もいます。
逆に音は鳴れど、スッキリもなく、
特に変わらない人もいます。
注意したいのは、
スッキリする方ですね。
僕の考えでは、
スッキリすると言うのは、
ベースにスッキリしていない状態があるからだと考えます。

言い換えると、関節内の圧力
微妙なレベルだと思いますが、
高いのではないかと考えます。

そこで、ポキポキ音を鳴らすように
圧力を変化させると
スッキリする感じになるのではないでしょうか?

関節のポキポキ音後のスッキリに対する考え方

そう考えると、
これでスッキリした気になっているのは
ちょっと注意かなと思います。
むしろ、ポキポキ音のあとに、
スッキリするのであれば、
その関節の圧力が高まっていて、

それは、筋肉の緊張の結果なのか、
関節の炎症の結果なのか、
原因はいくつかあると思いますが、

完全な健康状態ではない可能性を示唆している。

そう考えるのが
コンディショニングケアにおいて
有意義なのではないか。

そう考えています。

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ポキポキ音で目先のスッキリを目指すよりコンディショニングケアを

ですから、ポキポキ鳴らして、
スッキリする場合は、
その目先のスッキリは、どうでもいいですが、

その関節のストレッチや、
休ませる(安静)ということを考えてみてほしいなと思います。
まだ、理屈からの仮説に過ぎませんが、
関節のポキポキ音の1つの見方をご呈示いたしました。

参考になりましたら幸いです。

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