オスグッドとは? スポーツドクターがわかりやすく解説

この記事は2分で読めます

こんにちは、歌島です。
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

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今日はオスグッドとは?
というテーマでお届けしたいと思います。

オスグッド・・・お子様をお持ちの方は
ご自身のお子様や、
お子様の友達の膝の痛みの原因として、
聞いたことがある言葉かもしれません。
今回はオスグッド、
正確にはオスグッド・シュラッター病
Osgood-Schlatter disease
と言いますが

この病態を気軽に読んで理解する
というのを目標にしたいと思います。

オスグッドとは?

このオスグッドは成長期の子どもにおこる
膝の前の痛みを特徴としています。

そのメカニズムとして、
日本整形外科学会では以下のように説明しています。

10~15歳の成長期の子供が、跳躍やボールをけるスポーツをし過ぎると、発生します。

大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の力は、膝蓋骨を経由して膝を伸展させる力として働きます。膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が膝蓋腱付着部を介して脛骨結節を牽引するために、脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。
この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期です。

https://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/osgood_schlatter.html

後半が少しわかりにくいので、
噛み砕いていきます。

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太ももの前の筋肉(=大腿四頭筋)は
膝のお皿(膝蓋骨)にくっつき、さらに、
そのお皿からスネの骨(脛骨)に
スジ(膝蓋腱)が走っています。

この太ももの前の筋肉-お皿-スジ-スネ
という構造は、

その筋肉が縮む(収縮)することで、
膝を伸ばします。

つまり、太ももの前の筋肉が縮んで、
スネを引っ張ってくることで
膝が伸びるんですね。
この中で成長期の子どもは
まだ骨が十分にできあがっていません。

そのため、膝を伸ばす力を使いすぎると、
その最後の「スジ-スネ」
のところに負荷がかかり、

スネの骨のスジがくっついているところが
剥がれてしまいます。

それが、引用部分で言うと、
「脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離」

となります。
そりゃ、痛いですよね。

これがオスグッドです。

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オスグッドの治療は?

今回のテーマはオスグッドとは?
ということで解説いたしました。
できるだけわかりやすく説明したつもりですが、
理解いただけたとすれば、

治療についてもすんなり入ってくるかと思います。
基本は手術はせずとも、
骨が成熟すれば痛みが引くことがほとんどです。

膝を伸ばす筋肉の使いすぎが原因ですから、
安静にするというのが原則ですが、

アスリート、スポーツ選手にその一言で済ますのは
酷というものです。
そのため、重症度やスポーツの負荷によって、
どの程度安静がいいのか、
逆にどの程度やっていいのか?

その判断を整形外科医がやるというのが
理想ですが、
ただただ「休め」で終わってしまう整形外科医が
多いのは残念なことです。

 
安静にしつつ、
そのスネの部分の炎症を抑えていく。

それは湿布や塗り薬を基本に、
痛みが強ければ飲み薬も加えます。

また、日々の負荷を減らすために
テーピングやサポーターも有効です。

無理をすれば、
骨が完全に剥がれて、ズレてしまって、
手術が必要になることもありますので、

無理をせず、よく主治医と相談して
治療していっていただければと思います。

こちらの動画も参考にしてみてください!

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