イチロー選手の努力エピソードから努力の天才になる方法を解説 

この記事は4分で読めます

イチロー選手と言えば天才と思う人もいると思いますが、
いろんなエピソードを知るにつれ、
むしろ天才は天才でも努力の天才なんだろうと思わせてくれます。

しかし、努力の天才だろうが
天才は天才なので、「自分には無理」
で済ませてしまいがちですが、

イチロー選手から学ぶことで、十分努力の天才に近づくことができる

そう感じていますので、
いくつかエピソードやコメントを紹介しつつ、
解説していきたいと思います。

こんにちは、整形外科医でスポーツメディカルコーチの歌島です。本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

それではいきましょう!

イチロー選手のような努力の天才は努力と思っていない

2017年10月のニュースでイチロー選手のオフシーズンのお話が取り上げられていました。コーチング的にも「そうだよな!」と思わせるコメントだったのでご紹介します。

以下、引用です。

44歳となる男はこのオフ、週6日のペースで球場に来ているという。来ていない1日は日曜日。その理由は球場が閉まっているから。「なんで休みたがるかわかりませんね」「やらなければいけない、から続けているのではなく、自分がやりたいと思うからやっているのです」「自分にとっては楽しいですし、ここに来たいと思うから続けています」。練習は日課。同紙も「彼は歩みを止めない」と表現している。“努力の天才”は、休む気などさらさらないようだ。

(https://full-count.jp/2017/10/21/post88948/2/)

コーチング理論的には

やらなくてはいけないことをhave to
やりたいことをwant to
と呼び、

have toなことは1つも要らない。
やってはいけない。

とすら言われています。

have toなことの代表的なことは、
1ミリも好きになれない仕事内容なのに、
ブラック企業並みに働かされていること

とか、

僕の場合は

大嫌いな長距離走を
野球のパフォーマンスには無意味と思いながら
(当時は完全にそう思い込んでいました)
走らされていること。

などでしょうか。

 

逆にwant toなことは

子どもが寝るのも忘れて没頭しているゲームとか、

長期的に損するに決まっているのに、
オートレースの予想記事を見ると眼の色が変わる
徳光和夫さんとか・・・
(ちょっとテレビでやってました 笑)

 

この例で見ても、

want toなことはもちろん
やるのは苦ではないどころか、
脳の働きも活性化しています。

僕もゲームに没頭しているときを思い出しますが、
子どもって想像以上にゲームうまいです。
ありえないコントローラーさばきをしたりします。

 

逆にhave toなことは、
脳の働きも抑えられる・・・どころか、

潜在意識レベルでは、
have toなことをやらなくて済む方法を
考えてしまうくらいです。

 

今回のイチロー選手のコメントからわかるのは、

やはりイチロー選手の毎回の地道な努力は
want toだったってことですね。

それゆえのあのクリエイティブな活躍だと言えますね。

 

イチロー選手のコメントをきいても、
やはり思うのは、

努力とは2種類あって、

  • have toなことを無理に頑張っているときに自ら実感するもの
  • want toなことをやっている人を周りから見て感じるもの

この2つを努力と表現し、

イチロー選手のように
want toのことをやっている本人は
努力と感じていないのではないでしょうか?

努力の天才は
努力を努力と思わない

これがハイパフォーマンスの1つの秘訣だろうと思います。

イチロー選手は努力するウサギ(ウサギとカメ)

さらにイチロー選手の努力エピソードを探してみると、

オリックスでの元同僚のパンチ佐藤氏の
インタビューがありました。

引用します。

「練習量がまたすごい。2軍で結果を出さないと1軍には上がれない。炎天下のデーゲームの後、僕などは次の日に備えようと早く寝ていたが、イチローは夕食の後、黙々とマシン打撃で打ち込んでいた。それが終わるとウエートトレーニングだ。夜中の2時ごろまでやっていた。目先の結果よりも時間をかけて基礎をつくりたいと考えていたのだろう。ちょっとお金が入るとブランドものの時計やバッグを買う若手は多いが、イチローは見向きもしなかった。使っていたのは野球用具メーカーのミズノのバッグだ。その代わりバットにはこだわっていた。メーカーから供給してもらえない無名のころから、工場まで出かけて作ってもらっていた。ウサギが人一倍の努力をするのだからメキメキ実力がついた」

(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO05078510R20C16A7000000/)

この

「夜中の2時までやっていた。」

というのは、

僕がwant toの例で挙げた、

ゲームに没頭しすぎて寝るのを忘れる子ども

みたいですね。

実際、プロ野球選手は朝が遅いことも多いので、
夜中の2時でも睡眠時間はある程度できたのかもしれませんが、

これはwant toでないとできない話です。

特にパンチ佐藤さんがおっしゃるように
2軍の試合で結果を出さないと!!

というのがhave toの理由になりがちな状況で、
それを無視するかのように
基礎フィジカル作りに没頭する

これはスゴいことですよね。

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はるか先のゴールを見据えたイチローウサギ

パンチ佐藤さんは
ウサギが人一倍の努力をするのだからメキメキ実力がついた」
と感じていたようで、

まさに周りから見ると「努力」なんですよね。

 

しかし、実際のイチロー選手は

はるか遠くの目的地を見据えていたウサギ

だったんだろうと思います。

 

ウサギとカメのウサギは、

マジメにやればさっさとついちゃうゴールを
カメと競っていただけですが、

イチローウサギは
カメとはゴールが全然違いました。

それゆえ、ウサギなりに楽しんで前進して、
この歴史に残る伝説の選手という高みに到達したのだと
そう思わせてくれます。

イチロー選手は自由に飛び跳ねるウサギ的自由を持っていた

イチロー選手は以前、インタビューで
「高校時代はサボることばかり考えていた」

というようなコメントを残していますが、

プロで「活躍する」というゴールを
当時から見据えていたので

高校のやらされる練習や、
周りの選手との競争、
指導者の目を意識した影の努力
(影とは言わないなもしれませんが)

こういうことは逆に
ゴールから遠ざかるとすら
感じていたのかもしれません。

want to
have to
の概念で言うと、

サボっていたことはhave to
だったことは間違いないですね。

そして、イチロー選手の性格上、
もともとhave toはやらない
というのはぶれない軸として
持っていたのでしょう。

イチロー選手は
ひたすらストイックで寡黙な
求道者のイメージもありますが、

実際、テレビでもバラエティなどで
気の合う人と話している時は

随分と無邪気でワガママな印象です。
これがウサギたるもう1つの理由です。

これも結構、大切なポイントかなと
思うんです。

亀のようにただただガムシャラに、
前だけ見据えて、無心に愚直に
前進し続ける。

日本人が好きそうな姿ですが、

ホントはゴールまでのプロセスって、
もっと自由なはずです。
もっと楽しんでいいし、
寄り道したっていいし、

その寄り道が近道を見つけるかもしれないし、

その自由さが
ウサギのジャンプ力の
1つの要因にも思えます。

ただただ遠くのゴールを見据えて、
そこまでのプロセスを自由に楽しむ

これがイチローウサギの極意かな
と思います。

まとめ

イチロー選手の努力エピソードに学ぶ
努力の天才になる方法は、

  • デカいゴールを見据えること
  • want toしかやらないこと
  • もっと努力を自由に楽しむこと

ということになると思います。

診察ご希望の方
当サイト管理人 歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師

川崎市立井田病院
景翠会 金沢病院
さくら通り整形外科

各非常勤医師

関東の複数病院において外来診療・手術を行っている。
ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

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