ミスを減らす方法 仕事とスポーツ両方で効く極意をスポーツ医が解説

この記事は3分で読めます

スポーツの世界で重要視されることの1つが
「ミスをしないこと」
ではないでしょうか。

 

 

また、仕事でもミスをしない人ができる人。

逆にミスをするとできない人のレッテルを貼られがちです。

 

スポーツと仕事では少しミスの性質が異なりますが、最終的には同じことを意識することがポイントになるということを解説いたします。

 

こんにちは、整形外科医でスポーツメディカルコーチの歌島です。本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

それではいきましょう!

スポーツで重視されるミスを減らす方法

採点を争う演技系のスポーツ、種目
例えば、体操やフィギュアスケートなどでは
いかにミスをなくして演技するかが得点のカギですよね。

また、得点を争う球技でもミスをなくすことが大切です。

野球ではエラーをしてしまうと致命的ですし、
投手もミスして狙ったところから外れて真ん中に投げてしまえば、
プロレベルでは簡単にホームランを打たれてしまったりします。

サッカーでは1つのミスで試合を決定づける得点を奪われます。

 

本田圭佑選手から学ぶミスを減らす方法

こういうなかで、
本田圭佑選手がミスを減らす方法について
ツイートしてくれています。

以下、引用です。

「『ミスをするな』と言えば高確率でミスをするように人の脳はできてる。ミスを意識させるのではなくて、どうやったら上手くできるかを意識させることができれば、自ずとミスは減る。それを理解してる指導者が世界にはどれだけ少ないことか」

これはまさに!
というツイートです。

指導者に限らずトップアスリートでも

「いかにミスをしないでプレーできるか」
というような趣旨のコメントを
試合前にする選手をよく見かけますが、

そのたびに、「うわー・・・」

と思っていました。

 

本田選手の言うとおり、
脳はフォーカスを強めれば強めるほど、
それを実現しようとします。

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脳は否定語を理解しない

もう一つの大切な原則は、
脳は否定語を理解しないということです。

「ミスをしない」

の「しない」
という否定は脳にとってはどうでもよくて、

「ミスをしない」と繰り返せば繰り返すほど、
「ミス」というものにフォーカスがあたり、
ミスをしてしまうものです。

 

カーレーサーが障害物を避けるときに、
避けているコースを注視するのが基本で、

避けるべき障害物を「この障害を避けないと!」
と思って見れば見るほど、衝突してしまう。

というのも、この脳の働きで説明できます。

ミスを減らすための一番いい方法

ですから、ミスを減らすための一番いい方法は、

「ミス」「失敗」を禁句にしてしまうことです。

その代わりに、うまくいくための言葉を
意識的に繰り返します。

例えば、
「正確なプレー」
「ていねいな演技」
などでしょうか。

仕事で連発するミスはスポーツと少し意味が違う

このミスを減らす方法である

ミスを意識せず、ミスという言葉を禁句にして、ミスをしてない自分を意識する

という方法は

特にミスと背中合わせのスポーツにおいて
威力を発揮します。

それともう一つ、
ビジネスマンの仕事におけるミス
これは別物として、
少し考え方を変える必要があります。

多くのビジネスマンの犯すミスはケアレスミス

多くのミスをしがちなビジネスマンは
ミスを恐れて、「ミスしないように」が
口癖になるようなスポーツマンとは
ちょっと違います。

こういったスポーツマンは
ミスが致命的であるがために、
極度に恐れた結果、
ミスにフォーカスしてしまうのが
落とし穴なわけですが、

ビジネスマンのミスの多くは
ケアレスミスです。

ミスにフォーカスしてはいません。

 

どちらかと言うと、スポーツマンに比べて
ミスを甘く見ている、軽視している
と言えるかもしれません。

と言っても、じゃあ、ミスにフォーカスしろ
と、
矛盾することを言うつもりはありません。

しかし、多くの上司は
これをやってしまっています。

ミスをしたことを強く叱責し、
「もうミスをするなよ!」
と言いがちですよね。

その結果、スポーツマンと
同様の状況に陥ります。

 

ケアレスミスは減るかもしれませんが、
よりパフォーマンスを求められる場面では
結局恐れたミスを犯してしまいます。

結局、仕事もスポーツもミスを減らす極意は同じ

ですから、ここも
フォーカス対象を考えるのがポイントです。

フォーカス対象はミスをしていない自分です。

それをミスという言葉、概念を外して
定義していくことです。

例えば

「小さいことこそ迅速かつ丁寧に確認作業を欠かさない自分」というセルフイメージにフォーカスを当てるのもいいですね。

結局はミスに対する恐れ具体による
フォーカスレベルは違えど、

ミスを減らす方法としては同じで、

  • ミスをしていない自分をミスという言葉と概念を外して定義する
  • ミスをしていない自分にフォーカスを強めていくこと

これが基本戦略であり、極意だと思います。

診察ご希望の方
当サイト管理人 歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師

川崎市立井田病院
景翠会 金沢病院
さくら通り整形外科

各非常勤医師

関東の複数病院において外来診療・手術を行っている。
ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

歌島のプロフィール
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