周りの目が気になる 怖いという悩みへの処方せん 脳の仕組みから解説

この記事は4分で読めます

スポーツコーチングをやっていても、
実はよく相談される
周りの目が気になるというお悩み

 

このお悩みに対する

オススメの考え方というテーマでお届けしてみます。

こんにちは、整形外科医でスポーツメディカルコーチの歌島です。本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

それではいきましょう!

「周りの目は気にしないようにしよう」とは真逆

周りの目が気になるということに対して、
多くの人がやりがちなアドバイスは

気にしないようにしよう

他人は他人、自分は自分

というようなものです。

実はもともと僕自身が抱えていた悩みなので
気持ちがよくわかるんですが、

「それができないから苦労してんだろうが!」

と言いたくなると思います。

 

僕のコーチング的なアプローチは
これとは真逆です。

そのためにいくつか
一見関係なさそうな話もします。

原爆、核兵器から学ぶ大原則

その一つは、原子爆弾

要は原爆の話です。

僕の場合、物理学なんて高校レベルで止まって、
自然退化しているので、
大雑把な話になりますが、

原子は陽子と中性子と電子からなって、
これらが一体となって原子になっています。

ホントにミクロのミクロの世界ですね。

そんなミクロのミクロの世界で
陽子と中性子と電子がまとまって
融合して原子となっている状態は
安定してエネルギーが高い状態です。

このバランスが崩れて
原子核が分裂してしまうと
爆発してしまうわけです。

融合、分離とエネルギーの関係

原子というあらゆる物質に
共通したものの理屈ですが、

物質に限らず
精神面、人間関係、脳の働きにおいても
似たような原則があると考えます。

万物共通の原理というわけですね。

それは

融合するとエネルギーは高まり
分離するとエネルギーは下がる

という原則です。

 

人間関係で言うと、

ある仲の良い3人組がいて
みなで切磋琢磨しながら成長するような
理想的な関係だったとします。

それは相当エネルギーが高い状態ですが、

例えば、

誰か1人が抜けたり、
逆に1人、掻き回す人が入ったりして、
関係が崩れてしまった時に

当然、エネルギーは下がります。

ここ言うエネルギーは
その人のモチベーションとして
現れるかもしれませんし、
その人のタフさとして現れるかもしれませんし、
その人の生産性、創造性として現れるかもしれません。

いろんな意味を包み込んだエネルギーです。

 

ちなみにここでの本質とは離れますが、
ここで高いエネルギーから
低いエネルギーに下がってしまう時に、
その差のエネルギーは放出されます。

これが原爆で言う爆発力になるわけですが、
人間関係では激しい喧嘩になるかもしれません。

 

まずここで押さえていただきたいのは、

原子と同様、
あらゆることに共通する原則は

融合するとエネルギーは高まり
分離するとエネルギーは下がる

ということです。

 

この視点だけでも

他人は他人、自分は自分

と自分と他人を分離してしまうのは
エネルギーを下げてしまうことがわかります。

もう少し原則論を進めます。

周りの目はあなたの脳が作り上げた虚像

それは、

周りの目も周りの人も
すべてあなたの脳が作り上げた虚像に過ぎない。

ということです。

これも原則と言うか、
もっとシンプルに事実と言ってもいいです。

時々ありませんか?

こっちをめっちゃ見てる!と思って、知らない人だけどこっちが忘れただけかもと思って会釈をするも、その人が見てたのは自分の後ろにいた人だった。

赤面あるあるですね。

 

これら流石に極端ですが、

結局、周りの人がどれだけあなたに注目し、どんなことを考えて見ているのか?

なんてことは、その本人に聞かないと
本当のところはわからないし、

本人に聞いても、

自分が思ってるより注目してたり、注目してたつもりだけど、他のことを考えていたり、なんてこともあります。

つまり、誰もわからないんです、本当のところは。

だから、

「思ってより誰もあなたのことなんて見てないよ、気にしない気にしない」

というアドバイスもあながち間違ってはいませんが、

逆に

「思ったより見てるかもしれないじゃないか!?」

という反論もあり得るわけです。

本来は周りの目はあなたの思い通りになる

僕の場合はこう言います。

周りの目はあなたの脳が作っているというシンプルな事実を元に対策を考えると、あえて積極的に周りの目をあなたが進んで作ってしまいましょう。あなたの脳が作っているなら、本来、他人の目すらあなたの思い通りになるはずです。

例えば、羽生結弦選手。


彼は積極的に周りの目を自分の脳内で作り上げています。それも日本中が注目しているという方向にです。

平昌オリンピック後の会見で

「僕が結婚するとか言ったら、みんなに裏切られたーとか言われるかもしれない」

なんて言ってましたよね。

「いやいやいや、恋愛禁止(とされている)のアイドルじゃないんだから…」と思った人も多いかと思いますが、

まさにこれなんて羽生結弦が作り上げた周りの目で、その周りの目の中心に自分がいることに心地よさを感じているように思えます。

生粋のスターだなと、
この時は思ったものです。

 

周りの目がどうしても気になる

というのは、

どうしようも動かしようのない
真実としての周りの目

というものが存在するという前提になってますが、

その前提そのものがウソだということですね。

 

つまり、周りの目そのものが
実はあなたの脳が作り出したものに過ぎない

というシンプルな事実をお伝えしましたが、

例えそうだとして、

でも、それを知って
急に自在に周りの目の存在を操れるか

というとそれは脳のトレーニングが必要です。

そこで、周りの目との付き合い方について、
もうひとつオススメの方法をお伝えします。

それが前々回に説明した
融合はエネルギーが高まるが
分離はエネルギーが下がるという原則に関係します。

周りの目を自分に融合してしまう、取り込んでしまう

要は

「自分」と「周り」

と二分しないということです。

これは世界の認識の仕方や
イメージの仕方の話なので、
少し抽象的ですが、

でも、意外としっくりくる人も多いはずです。

 

「自分」と「周り」

という認識じゃなくて、

「自分を含む周り」

とか

「自分の世界を彩る周りの目」

とか

そんな感じの認識で、周りの目を
自分と融合することです。

言い方を変えると、
自分の脳内における自分の存在を大きくして、
周りの目も取り込んでしまう。

そんなイメージです。

そのイメージがあまりに大きく、
おそらく日本全国、
いや、世界中にまで広がっているのが

羽生結弦選手だろうと思います。

多分、彼は本気で
自分が世界中の人を笑顔にしようと
そう思ってますよね。

 

まずそこまでじゃなくても、
今まで気になっていた周りの目は
自分の中に包み込んで仕舞えば、

恐怖でなく

注目してくれてありがとう

と思えるかもしれません。

まとめ

周りの目が気になるという悩みは時に恐怖まで感じさせてしまうものですが、脳の働きを考えると意外とどうにでもなる!と思えるものです。

この記事がそのヒントになれば嬉しいです。

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当サイト管理人 歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師

川崎市立井田病院
景翠会 金沢病院
さくら通り整形外科

各非常勤医師

関東の複数病院において外来診療・手術を行っている。
ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

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