インピンジメント症候群に有効なストレッチは? 専門医が丁寧に解説!

この記事は3分で読めます

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。。
SMCの記事をご覧いただきありがとうございます。

 

今回は野球肩に代表される投球障害の原因の一つである
インターナルインピンジメント症候群というのが、
どういう状態なのか?
そして、その原因について解説した動画です。

インピンジメント症候群とは?

インピンジメントというのは、

日本語では

衝突する

という意味です。

 

そこから転じて、インピンジメント症候群というのは、

骨と何かが衝突する、もしくはそれに近い状態が引き起こす
関節周囲の痛み、障害を表します。

 

シンプルに言っちゃえば、

骨とぶつかれば痛いよね

ってことです。

 

このインピンジメントが起こる関節はいくつかありますが、

その代表的なのが肩関節なんですね。

肩における2種類のインピンジメント

肩においてはインピンジメント、

すなわち骨と何かがぶつかるケースが
大きなものでは、2つあります。

  1. 肩峰下インピンジメント症候群
  2. インターナルインピンジメント症候群

この2つなんですが、

さらっと解説しますね。

1.肩峰下インピンジメント症候群

これは、どちらかと言うと、
中高年の方に多く、
スポーツ選手にはそれほど多くありません。

今回のメインテーマは2番目の
インターナルインピンジメントなので、

さらっと読み流してください。

 

これを理解するには、

肩峰と大結節という骨を知っていただく必要があります。

肩峰というのは肩甲骨の一部で、
いわば、肩関節の屋根のような部分です。

また、大結節とは上腕骨の一部で、
腱板と呼ばれるインナーマッスルがくっついています。

 

この2つの骨、もしくは、
大結節にくっついている腱板というインナーマッスルが、
こすれ合うようにぶつかること(インピンジ)が、

これが肩峰下インピンジメント症候群です。

 

とくに腱板というインナーマッスルが、
年齢を重ねて、
だんだんとみずみずしさを失う(変性といいます)ことや、

肩甲骨の動きが悪くなることで
起こってきます。

 

2.インターナルインピンジメント症候群

こちらが、今回の動画と紹介している文献のテーマです。

 

これはちょっと3次元的に肩の関節を理解しないと、
完全にどういうものか説明できるまでは難しいんですが、

インターナルインピンジメント

画像引用元:肩と肘のスポーツ障害 -診断と治療のテクニック- 第一版 中外医学社

動画もご覧頂きながら、
少しでも掴んでいただければと思います。

紹介文献——-
Br J Sports Med. 2008 Mar;42(3):165-71. Epub 2007 Dec 10.
Internal impingement in the tennis player: rehabilitation guidelines.
Cools AM, Declercq G, Cagnie B, Cambier D, Witvrouw E.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18070811
—————

 

 

ただ、ザックリ理解してもらうと、

投げるときに最も腕がしなる辺りで、
インナーマッスルが関節に挟まってしまう

そんな状態です。

 

痛そうですよね・・・

 

そして、今回動画でもご紹介している文献では、
その原因として、

  1. 肩の前が弱い
  2. 肩の後ろが硬い
  3. 肩甲骨の引きつけが足りない

 

この3つになります。

 

そして、この中で
2.肩の後ろが硬い

というのは、ストレッチで改善できます。

 

肩の後ろが硬い場合のストレッチとは?

肩の後ろが硬いというのは、
正確には肩の関節包と呼ばれる組織が
硬くなっているケースが多いのですが、

この関節包をストレッチで伸ばすようなイメージですね。

 

そのストレッチは、

肩関節を内旋と呼ばれる動きをすることです。

 

これは具体的に動画をご覧いただけば
ご理解いただけると思います。

動画を参考に、実際にやってみてください。
肩のやや後ろのほうが伸ばされる感触があるはずです。

変わる快感クラブ野球

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